欧文部門 ファン投票 得票2位

RR-Trivium

Designer

ラファエル・ラミレス・ロサーノ

メキシコ

メキシコのピノス生まれ。グラフィックデザイナー、大学講師。エディトリアルデザイン、テキスタイルデザイン、タイポグラフィ、カリグラフィー、レタリング、ソーシャルポスターのデザインが専門。講演者としても活動し、IBG およびBajíoType創設者。作品は35カ国で発表され、NEZAREH、Calanca Biennaleや A'Design Awardのグランドアワードでの審査員も務める。WGD、C-IDEA、ATypI、ASEDAS、CEIDAのメンバーとしても活動。

  • 制作意図

    数年前に作成したスケッチをもとにデザインしたディスプレイ用の書体です。タイトル用、短文用、ロゴに適したデザインです。SF的な要素があり、遊び心のあるエイリアン文字を特徴としています。型にはまらない書き方によって独特の空気感を作り出すことができ、はっきりしたストロークや文字の一部分に「途切れ」や物理的な分断のあるモノラインです。文字間のトラッキングを活かして多彩な表現が楽しめます。

  • 入賞コメント

    書体デザインを生業にして以来、今回の受賞は、タイポグラフィの業界内で受け取ったニュースの中で間違いなく一番嬉しい知らせです。2019年のモリサワ タイプデザインコンペティションでは満足のいく結果を得られませんでしたが、再チャレンジし、このような機会に恵まれました。この賞は、私自身や他のデザイナーのために、実験を重ねて作成する大きな励みとなり、意欲を高めてくれます。主催者の皆様、国際的に高名な審査員の皆様、そして投票してくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!

掲載している作品、プロフィール、制作意図、入賞コメントは、作者から提出された内容をもとに掲載しています。