タイプデザインコンペティションは、書体デザインのアワードです。前身となる「モリサワ賞 国際タイプフェイスコンテスト」(1984年)以来、30年以上にわたって書体デザイナーの発掘とデザインを発信する機会の創造に取り組んでいます。前回(2016年)は過去最大となる49の国と地域から、和文・欧文部門あわせて700点を超える作品が寄せられました。
今回も、新たな表現力とチャレンジ精神に溢れた作品を世界各国から募ります。
「モリサワ賞」は、独創性や審美性を追究した作品に贈られます。募集は和文部門と欧文部門にわかれており、今回顔ぶれを新たに各界で活躍するデザイナーや専門家が審査にあたります。ウェブサイトに作品を公開して実施する「ファン投票」では、一般の方からの投票で入賞作品が決定します。
前回までは製品化する書体を募集していた「明石賞」は、新たに毎回異なるテーマに沿った書体を募集するカテゴリへと生まれ変わります。今回はOpenTypeの規格で示された「バリアブルフォント」をテーマに据え、その新規性と先進性を評価します。
タイプデザインコンペティション 2019の応募期間は2018年11月1日から2019年1月31日で、審査会を経た2019年7月に結果発表を予定しています。
皆様からのご応募を心よりお待ちしています。